求人の探し方

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機関の種類

民間経営の語学学校

日本でいうNOVA的な学校や、全日制の日本語学校、またそのどちらもやっている学校とあります。

担当コマ数は海外の日本語教育機関としては多くなる傾向が強いと思います。大学等に比べ休みも少なくなると思います。また夜間や土日に授業があるところも多く、勤務時間、休み共に不規則になることも。

日本国内の学校に比べ、ひとりの教員が一つのクラスを長期間に渡りまとまった時間数を担当することが多い印象で、日本国内の学校に比べ例えば「みんなの日本語」を一通り教える経験というのも早くできやすい環境にあります。。

授業法については①ネイティブだけで授業をする学校、②科目ごとにネイティブ担当とノンネイティブ担当が分かれて授業をする学校、どちらもあります。

メリットデメリット
ネイティブ教師だけ
直接法で経験が積めるのでその後国内の日本語学校で働きたいという場合比較的スムーズに入れる例えばベトナムで学生がベトナム人しかいない状況で直接法というのは非効率的な気もします
ネイティブ&
ノンネイティブ教師
授業準備の中でも時間がかかる導入を考えなくてもいいかも
初級レベルなどでは簡単な日本語で説明するのが難しいことも説明してもらえる
日本国内でも働くことを考えた場合、直接法の経験が積めないことはマイナス

教員用の社宅あるいは寮があるかはまちまち。

技能実習生の送り出し機関

主に中国やベトナムに多いです。これから日本で技能実習生として行く人たちに向けて日本語やビジネスマナーを教えます。

実習生は年柄年中送り出されるので民間の語学学校と同様あまり息をつく暇がない印象です。

基本的に日本語はN4ぐらいまでしか勉強しないので、当然初級レベルのキャリアしか積めません。

日本の会社で働くために厳しくマナー教育も行うので優しい方には不向きかも…

大学(高校など)

担当コマ数は民間の学校に比べ少ない印象。授業内容は現地人の教師が文法などの科目を担当し、日本人教師は会話や聴解を担当するということが多いと思います。

教材に関しては学校で指定があったりなかったり。

正直、将来的に日本国内の日本語学校で日本語教師をしたいという方にはあまりおすすめはできませんが、民間の日本語学校に比べ授業準備に追われず日々の生活を楽しめるのは大学等だと思います。

住むところはだいたい学校内の教員用住居であることが多いのでちょっとプライベートとの区別が難しくなる傾向もあると思います。

国の派遣プログラム

JICA(日本語教師)

https://www.jica.go.jp/volunteer/application/

派遣前の研修が充実しているという噂です。実質日本+現地のダブルペイとなるので待遇的には最もよい部類になると思います。合格はまずとにかく健康であることという噂。人気のある国は競争率が激しいが、人気のない国はそれほどでもないらしい。

日本語パートナーズ

“日本語パートナーズ” は、アジアの中学・高校などの日本語教師や生徒のパートナーとして、
授業のアシスタントや、日本文化の紹介を行います。
専門的な知識は必要なく、応募要件に当てはまればどなたでも応募できます。
アジアで多くを発見・吸収し、それを周囲へ、未来へ広げる…そんな人になってみませんか?

紹介の通り、あくまで授業のアシスタントとして現地の教員をサポートする役目のため、正直日本語教師としての経験にはほとんどならないと思います。

まとめ

海外の日本語学校を選ぶ時には、その後の日本語教師としてのキャリアプランも踏まえて選択する必要があると思います。

いずれ日本国内の日本語学校で働くことを考えているのであれば、日本国内の日本語学校と近いやり方でやっている学校を選択した方がキャリア的にも近道です。

日本語を教えつつ、現地での生活も楽しみたいという方には比較的自由な時間のとりやすい大学などがおすすめかもしれません。