アンケートの概要

期間:2017年5月11日〜5月21日

対象:日本語教育機関で働いている方

質問内容

①あなたが働く上で最も大切だと思うことはなんですか。

②あなたが働く上で2番目に大切だと思うことはなんですか。

③あなたが働く上で3番目に大切だと思うことはなんですか。

④現在の職場で満足していないことを教えてください。

⑤転職する(または勤務校を増やす)としたら新しい職場での勤務開始はいつからを考えますか?

回答募集方法:弊社Facebookページ、およびTwitter

回答数:166票


回答に協力いただきました皆様に心より感謝申し上げます。皆様のおかげで大変意味のあるデータが得られたと思っております。

(日本語学校で働いているのか、大学で働いているのか、国内で働いているのか、海外で働いているのか、正社員か、契約社員か、非常勤かといった属性も聞いておけばよかったと思いましたが、弊社のFacebookページ、Twitterをご覧になっている方、の属性から大多数は国内の日本語学校で働いている方だと思います。次回は属性別のアンケートも行いたいと思います。)

まず弊社がこのアンケートをした目的ですが、弊社の認知度とサイトへのアクセス数を高める、弊社が求人サイトを運営していく上で、「どんな求人が掲載されていれば求人の反応率が高まり、日本語教育機関と求職者とのマッチングの成功率を高められるか」と思ったからです。

以下、弊社がアンケートの結果を見て、感じたことです。人によって捉え方は様々と思いますので参考程度にご覧ください。


質問:あなたが働く上で大切だと思うことはなんですか。

 

(図1)「あなたが働く上で大切だと思うことはなんですか?」の回答状況

 

求人を出して(経験者の)応募数を最大にするには「賃金・福利厚生」「教育方針」「良好な職場の人間関係」、この3つのどれかをアピールするとよいということでしょう。

(全部あるなら全部アピールすれば良いと思いますが、そんな機関は誰も辞めませんし求人すら出さないのだと思います。)

最も多かったのはやはり「賃金・福利厚生」でした。正社員でも非常勤でもボーナスが支給される機関はできれば前年度の実績も書き加えると反応率は飛躍的に高まります。「賃金・福利厚生」で他にアピールできるのは、授業外業務に対する手当、交通費の限度額が高いこと、非常勤講師にも有給あり、等があります。機関によっては日本語教育能力検定試験合格で、毎月○○円の手当や時給○○円アップといった機関もあります。もしこれらの条件をお持ちの機関はアピールしてください。具体的な金額も書くことにより、求人の反応率が高まります。(実証済)

次に多かったのは同数で「機関の教育方針」と「良好な職場の人間関係」です。

教務チームがうまく機能し最大限の力を発揮するには、同じ教育方針に共感した仲間が揃うことが最も大切です。教育方針もわからないままに求職者の方が応募してしまうので機関と求職者との間のミスマッチが起きてしまうし、教務チームがうまく機能しないのです。それなのになぜ求人情報には「教育方針」について書いている機関がほぼ皆無なのでしょうか?それで方針と合わない先生が入ってきて退職してしまうのは非効率的です…機関としてどんな考え方で学生に接し、授業に臨んでいるか、これは是非求人に書いてください。また求職者の方も「教育方針」は重視してください。

また「良好な職場の人間関係」ですが、「賃金・福利厚生」が平均レベルでも、「良好な職場の人間関係」がある機関はあると思います。後の質問で「人間関係に満足していない」と答えた方も15%だけと比較的少なかったことですし(人間関係に満足しているとは限りませんが)ぜひアピールしてください。ただしアピールするにしても「アットホームな職場です」とか「和気藹々とやっています」ではダメです。職場の仲の良さが伝わる具体的なエピソードを添えて求人に掲載すると反応率が高まります。(←何だか学生の志望動機を指導しているみたいですが)もちろん「良好な職場の人間関係」は「仲がよい」ということだけではないと思います。職員同士が切磋琢磨しているエピソード、助け合うエピソード等があればそれもいいですね。

逆に回答で少なかったのは「機関のステイタス」、「設備、施設等の環境」、「教育研修の機会」です。つまり、自分の学校にマッチした経験者の教師を募集する上ではこれらが決め手となる可能性は低いということです。考えてみれば当たり前ですが。

意外だったのは「教育研修の機会」を重視されている方が少なかったことです。これはすでに日本語教育機関で経験のある方がこのアンケートに答えたからになるのでしょう。ただし未経験の方を募集する際は「研修の充実」が最大のアピールとなるのは言うまでもありません。「研修制度有」ではなく、具体的にどんな研修を誰がどのぐらいの時間やるのかを求人に掲載すると未経験の方の応募は増えてきます。学校の、教員・授業に対する姿勢のアピールにもなります。

ちなみに、未経験の方を募集する際と経験者の方を募集したい際は求人を分けるべき!という内容を弊社日本語教師ジョブFacebookページに投稿しています。


質問:現在の職場で満足していないことを教えてください。(複数回答可)

 

(図2)現在の職場で満足していないことを教えてください。の回答状況(回答者数166人)

ここでも「賃金・福利厚生」がナンバーワンです。これについては前項で触れました。

次に多いのは「機関の経営方針」。アンケートにお答えいただいた方に、具体的に機関のどんな経営方針に不満があるのか聞いていないので推測ですが、機関の拡大等に関わる部分だと思われます。裏を返せば「うちは増員しません!」の一言があるだけで反応する方々がいるということではないでしょうか。機関の経営方針となると他には利益重視で教育上必要なところに経費をかけていない等もあるのではないかと思います。本来は教育方針とともに、機関が「日本語教育機関を運営することで何を実現したいか、その実現に向けてどのような経営がされているか。」ということは共感する仲間を集める上で重要なことですし、求職者の方にも重視していただきたいことです。

3番目に多いのは、質問1で重視している人が少なかった「設備、施設等の環境」。他には評価制度、研修の機会に満足していない方も多いです。これらに自信のある機関は、これらがアピールできる求人を掲載すれば、現状に不満を持っている教師の方に、「違うところで働こうかな」というアイデアをもってもらうことができます。

それから一番最後の項目、「満足していないことはない」と答えた方が7人もいますね。ぜひその方々の所属する機関名を教えていただきたいです(笑)。当然、満足とは主観的なもので他の人も満足するかはわかりませんが。


質問 転職する(または勤務校を増やす)としたら新しい職場での勤務開始はいつからを考えますか。

 

(図3〕「転職する(または勤務校を増やす)としたら新しい職場での勤務開始はいつからを考えますか?の回答状況

 

「7月、10月、1月のキリの良いタイミング」に加えて「いつでも」と答えた方が57%。特に日本国内の日本語学校では7月期、10月期のタイミングでの教師募集に困っている学校が多いです。求職者の方が重視すること、今満足していないことをピンポイントで捉えるような求人を掲載できれば動かせる人材はたくさんいるということだと思います。ただ、やはり最も区切りの良い「4月から」が33%もおり、そこが1番人が動きやすいのは間違いありません。2月〜3月に出す求人の作成は特に気合を入れるべきです。


最後に

弊社では、日本語教育機関で働く人のための求人サイト「日本語教師ジョブ」を運営しております。ここに書いたようなことを念頭に入れ、最初にアンケートの目的として書いた「どんな求人が掲載されていれば求人の反応率が高まり、日本語教育機関と求職者とのマッチングの成功率を高められるか」を実現していきます。

日本語教師ジョブ https://nihongokyoshi-job.com

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