求人に応募する際に必ず必要になってくるのが日本語教育歴。

どのように書けば、学校側にとって応募者がどんな経験をもっているかわかりやすく、アピールになるかを考えてみました。

あったほうがいいなと思う項目を列挙していきます。

国内の日本語学校に応募されることを前提として書いていますが、海外の学校でも基本的には同じだと思います。

今まで勤務された学校ごとに以下の項目について書くと良いのではないかと思います。

自分の経験を採用側にわかってもらうことで、ミスマッチも減らせる部分があるのではないかと思います。

 

1 学校について

 

 1-① 学校名

 これは言わずもがな。

 

 1-② 学校全体の定員数/学生数

500人程度以上の学校では、大規模校での勤務経験は重宝されると思います。学生数100人規模の学校と、1000人規模の学校とでは、教員の働き方、他の職員との関わり方もだいぶ変わってくると思います。

 

 1-③ 学校全体の学生の主な国籍

漢字圏の学生ばかりの学校、非漢字圏の学生ばかりの学校、欧米の学生ばかりの学校ではカリキュラムなども異なってくると思います。また一つの学校で、(ほぼ)漢字圏の学生だけのクラス、非漢字圏の学生だけのクラスというのが混在している場合もあると思います。

例) 中国 6割 ベトナム 1割 その他(ミャンマー、インドネシア、モンゴル等) 3割

 

 1-④ 学校全体の学生の主な進路

進学指導の経験ありと言っても、専門学校の進学指導ばかりを担当してきた方が、大学院に進学する学生が多い学校へ行ってもあまり経験は活かせません。そもそも進学する学生がほとんどいないという学校もあります。ただし、これは非常勤講師の方では学校全体の数字がわかりにくいというのもあるかもしれません。その場合は文科省の http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/1382482.htm のページで見られます。

例) 専門学校進学 ●人 大学進学 ●人 大学院進学 ●人 就職 ●人 帰国 ●人

 

2 担当授業について

 

2-① 使用教材

メインテキスト(みんなの日本語や、中級へ行こう、中級から学ぶシリーズ等をはじめとするテキスト)と、その教科書をどれぐらい使ったかがあるとわかりやすいと思います。

具体的には教科書ごとに、

 1.部分的に使用経験があり

 2.半分以上の内容を教えたことがある

 3.全内容を1回は教えたことがある

 4.全内容を複数回教えたことがある 

とかで書いてあると、わかりやすいと思います。

サブテキスト(技能別の教科書、JLPT対策本等)も同様ですね。

 

 2-② 担当クラスのレベル

どのレベルを担当していたかだけでなく、初級、中級、上級どのレベルが得意かというところは書いておきたいところです。

また、日本留学試験対策の経験があれば、どの科目(日本語、総合科目等)の経験があり、学生がどの程度の実績を出してきたか書いておきたいところです。日本語能力試験対策も試験対策の経験の有無、学生の合格実績等もあるとよいかもしれません。今のご時世、お一人でひとつのレベルのクラスを担当するというのはなかなかレアかと思いますが。

 

 2-③ 担当クラスについて

担当クラスの主な国籍、希望進路、クラス人数等はあるとどんな感じで授業をしていたか、採用側はイメージしやすくなると思います。

また訳本使用禁止、媒介語使用禁止、未習語使用禁止、等々、学校独自のローカルルールが存在しているところがあると思います。そのあたりも書いておくとミスマッチが防げるかもしれません。

 

3 授業以外の業務について

授業以外の業務の内容も学校によって異なって来ます。

 3-① 進学指導

進学指導を担当した学生が専門学校に●人、大学に●人、大学院に●人と書いてあると採用する側はイメージが湧きやすいかと思います。

 

 3-② 担任業務の経験の有無

担任業務と言っても、学校によって業務範囲は様々です。ざっと思いつく限り、進路指導、学生との面談、出席指導や管理、カリキュラム作成、クラス内ミーティングの運営等あるのかなと思いますが、実際に担任業務としてどのようなことをしていたかわかりやすく書いた方が良いかと思います。

 

 3-③ 学生管理

担任業務と重なる部分はありますが、聞いた話では非常勤講師の方が、出席データの管理をしている学校もあるそうです。

 

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ずっと書こうと思っていたテーマなのですが、いざ書いてみるとまだ抜けてる項目がある気がすると思ったので、ひとまず公開しておいて、随時更新していければと思います。