人手が足りない時にすべきことは
①採用を増やす
②離職率を減らす
③生産性を上げる
です。が、①だけ考えて②,③は考慮せずということ多いのではないかと思います。
①「採用を増やす」は当然ですね。しかし最早どんなに待遇、環境の良い学校でも簡単に職員の募集はできないと思いますし、有料サービスを使っても果たして効果は?とも思います。
また②「離職率を減らす」ができていなければ、せっかく採用できた職員が離職してまた採用というループから抜け出せません。
職員が求めていることを察知するアンテナ能力と、答えられることには答えていく対応力は離職率の改善には欠かせません。
新しい職員が集められないならば、泣き言を言っているのではなく③「生産性を上げる」ことも考えなければなりません。
・授業以外の負担を減らし担当コマ数を増やして頂く
・教員でなくてもできる仕事は教員以外に任せる
・1,2コマの小さい単位で授業に入れる仕組みを作る
・3人でやっていた仕事を2人でできるようにする
・10分でやっていた仕事を5分でできるようにする
などが必要だと思います。
例えば1日5分の時間削減も、1年積もると3日分ほどの時間を生み出すことになります。
ということで、必死に採用活動をするだけでなく離職率を減らすことと生産性を上げることを考えようというムードが広がっていけばいいなと思っています。