留学生の新規入国の再開には政治日程と行動制限緩和が大きく関わると思っています。

政治日程について

2021年初めに再び入国が閉ざされて以降は、オリパラ後、10月初頭に総選挙がありその後入国制限緩和が来るのではという見方が日本語教育業界経営者層では多かったと思います。

実際は政治日程がどんどん後ろにずれ、現在は以下のような政治日程が予想されています。

  • 10/31 衆院選
  • 11月初頭 2次政権発足、特別国会→臨時国会?
  • 年内 予算編成に追われる

年内は政治家、官僚共に多忙を極め、この日程は日本語教育業界も含めて各業界団体のロビー活動に大きな影響を与えるものと思われます。

行動制限緩和について

日本国内の経済のことを考えれば、まずは日本国内で甚大な影響を受けている飲食業や観光業復活に向けた動きが優先されるのではと思います。

段階的に行動制限を緩和していくという政府の方針もあり、時短要請が解除され、GO TOが再開されてから入国制限緩和が来るのが自然な流れなのではないかと思います。

時短解除

現在東京都は10月1日〜24日が 「リバウンド防止措置期間」とされています。この期間、再び感染者が増加しなければ、時短要請が解除されるものと思われます。大阪府も同様に10月いっぱいをリバウンド防止期間としています。

GO TO再開

莫大な献金があり選挙でも票田となる旅行業界のロビー活動は強力です。このサイトによると、GO TO再開は早くて11月中ではと見られているようです。

入国再開は12月?

これらの状況を総合して考えると、入国制限緩和の一報が出るのは11月中旬から末、実際に入国が始まるのは12月と見るのが現実的なのではないかと思います。

その時期に第6波が来ていないことを祈るばかりです。