日本語の文法書ひとつをとっても、品詞ごとにとりあげられたものや、初級、中級、上級と分けて説明されているものなどがあります。はじめにどれを手に取ったらいいのか悩んでしまいますよね。学校にも置かれているものですが、やはり、自宅にあったほうが便利です。

今回は私が持っている文法書と教えるときの参考にしている本をご紹介します。

まず、文法書はこちら

①「考えて、解いて、学ぶ 日本語教育の文法」

②「日本語文法ハンドブック」(初級/中上級)

③「どんなときどう使う日本語表現文型辞典」

④「くらべてわかる日本語表現文型辞典」

つぎは教えるときの参考にしている本です。上記の文法書の知識をそのまま学生に話しても学生はさっぱりです。直説法のポイントはいかにシンプルに、例文を提示して、場面の前後の流れやリアクションから意味や違いを学生に気づいてもらうかです。

①「日本語文法と教え方のポイント」(初級/中級)

②「日本語の教え方ABC」

③「どんなときどう使う日本語表現文型200(初中級)/500(N3~N1)」

④「くらべてわかる日本語表現文型ドリル(初級/中級)」

これらの本を少しずつ頭に入れながら、実際に学生に教えていくと、だんだん学生がどこで躓き、どんな質問が出てくるかが予想できるようになります。意味が似ていてややこしい文型も説明できたり、レベルにあわせてあえて触れないということもできようになったります。と、偉そうなことを書いておりますが、私はまだまだ参考書とにらめっこすることが必要な教師です。頑張ります。