こんにちは。日本語教師ジョブスタッフです。
リンゴを10買いました。姉が4つ食べました。友だちに2つあげました。いま、リンゴがいくつありますか。
これを例に学生同士で問題を作って出しあう活動をしました。初級の簡単な文型で、助数詞を使うことと簡単な語彙の復習にと思って。すると、学習の意図を組んで教師の指示に従い、日本語を上手に作ってくれた学生が半分。難解な問題を作って、自分の日本語力では説明できない学生が半分になってしまいました。
あぁ、失敗だ。と思いきや、こういう授業のほうが、学生が面白そうにしていることもあります。彼らの日本語能力はまだまだですが、母国で教育を受けた大人なので、自分の頭の中を日本語で表現できない苦しさやもどかしさと同時に、自らの日本語能力を知るいい活動だったと思います。