こんにちは。日本語教師ジョブスタッフです。

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の続きです。

◉その3 先輩の話をよく聞こう

そんなこと当然だと思われるかもしれませんが、ポイントは、わからない人にもわかるような話し方で教えてくれる説明が上手な先輩の話をよく聞いてください。それ以外の先輩の話はよく聞かなくてもいいというわけではありませんが、日本語教師は圧倒的に女性のほうが多いので、教務室では授業の話から学生の生活だけではなく他教師の噂話まで範囲が多岐にわたることがあります。日本語教師の業務を業務内容としてスマートに教えてくれる方に質問をしたほうが、すっと業務が理解でき、混乱が減ります。

もちろん、質問する側のマナーとして、①先輩の業務の邪魔にならないようタイミングを考える。②時間を取らないよう事前に質問内容を用意しておく。③メモをとる。などは当たり前のことです。

そして、雑談もコミュニケーション機会ですから、自分に余裕があるときに教務室でいろんな先輩の話を聞くのもいいと思います。

◉その4 質問する前に考えよう

物の場所を聞いたり、ルールなど基本的なことを聞いたりすることは別として、日本語のことを何でもかんでも質問していると大変です。助詞って何ですか。Aの文型とBの文型って何が違うんですか。など、急にざっくりとした質問をすると印象が悪くなるので避けたほうがいいと思います。

自分で調べてここまでわかったけど、あるいは自分ではこのように理解したのだが、○○先生はどのように教えられていますか。など、答えを聞くのではなく、参考に意見を聞かせてほしいというようなやり取りができたら、その新米教師を応援したくなります。

私は今まで先輩方が作ってくださったプリントなどが収められていたので、それを授業の参考にしました。それから授業後の引継ぎや準備時間で授業内容についてたくさんお聞きすることができたので、本当に恵まれていました。

◉その5 授業見学をさせてもらおう

これは、あまり見学に来てほしくないと感じるベテラン教師も多いです。いつでもどうぞという方もいらっしゃいます。見られる側は緊張しますし、どのように思われるかも気になるというのが正直なところではないかと思います。でも、見られて恥ずかしいと思うような授業を学生にしているということになるので、教師としてまだまだ。そう素直に思われている先輩教師の授業こそ授業見学をするべきだと思います。新米教師が授業を見学する目的は完璧な日本語の授業ではなく、自分がこれから授業するイメージができるような授業を見学することです。○○大学の教授の完璧なすごい授業を見たところで新米教師が真似できるポイントは少ないと思います。だとすれば、日本語の授業経験が3~4年でまだまだその日本語教師自体も発展途中、でも、学生からの信頼が高いという教師のクラスを見学させてもらったほうが新米日本語教師にとっては有効であると思います。

そしてこの授業見学ですが、経験のある非常勤の方が新しい日本語学校の様子を見学するというパターンもあります。

見学は経験の有無や長短に関係なく、人としてのマナーを守って見学しましょう。

いかがでしたか。誰にでも最初はあります。私も最初の授業は不安と緊張であまりよく覚えていません。

最近よく目にする「即戦力」という言葉ですが、これは、一つは業界自体が新人を戦力になるまで育てる時間的余裕がないからということから出てきた言葉だと思います。しかし、応募する側からしてみても、即戦力として求められていて、それに応えられればすぐにでも働けると考えることもできます。思い立ったらすぐ行動し受け入れてもらえる状況にある日本語業界、思い切って飛び込んでみませんか。