某テレビドラマで取り上げられて、ちょっと話題になっている「アクティブ・ラーニング」

ニュースでこれを取り入れた授業を行っている学校の授業風景を見ましたが、自ら学ぶ学生たちの動きを見て日本語学校の教室が重なりました。

教科書を隣同士で読み合ったり、与えられたプリントをこなしていく。正直あまり珍しくない光景で、日本語が通じて指示通りに動いている姿をみてうらやましくも思いました。

学生たちの“考える”という活動を止めさせないこと。考えながら話を聞いて、次の行動や解決にたどり着くこと。

なぜなぜ?という好奇心や興味を持って自らが知ろうとする気持ちこそあれば、どんな授業でもアクティブ・ラーニングになるのではないかと思います。

同時に感じたのは、アクティブ・ラーニングの中の活動やタスクにおいてはそのパートナーが同じ目的とやる気をもって学ぼうとするかどうかが鍵ということです。年齢にもよると思います。小中学生の私だったら、楽しんでいたかもしれません。高校生の私は興味すら持たなかったかもしれません。大学生の私は…単位がとれる範囲で参加していたかもしれません。しかし、さらによく考えると、アクティブラーニングとは自らが積極的に学ぼうと頭を使うということ。だとしたら、どう学ぶかということを学生自信がその方法を見つけ実践することなのではないかと思いました。

アクティブ・ラーニングを通して“学ぶことのコツ”がつかめていたら、私の人生は変わっていたかもしれません。