こんにちは。日本語教師ジョブスタッフです。

4月の採用に向けて日本語学校説明会が増えてきました。弊社はそういった説明会会場の一部を借りして就職セミナーをさせていただくこともあります。集まってくださった方々の多くは未経験の方が多く、日本語業界の基本的なことや、求人票の見方のポイントなどを話し、就転職の質問にわかる範囲ですがおこたえしています。最近はこの業界では貴重な男性の日本語教師の方もご参加いただくことが多くなったのではないかと感じています。

今回はセミナーで求職者の方からよくある10の質問をご紹介したいと思います。

1.未経験でいきなり専任(正社員)で働くのは難しい?(雇ってくれない?)

2.教職員の専任・非常勤それぞれの残業はどのくらい?業務量は?

3.高齢でも働けるの?

4.しっかり研修してもらえる?/研修って、どんなもの?厳しい?(ちょっと怖いな…)

5.日本語教師になったはいいけど、2,3年後、もっと先の日本語教師としての自分の姿がイメージできない。

6.未経験から非常勤で何校か掛け持ちは可能なのかな?

7.学校見学させてもらったら応募するって思われてしまうかも…(学校見学させてもらっておいて、断るのも申し訳ない)

8.未経験者の給与額の相場はどのくらい?

9.「日本語教育能力検定試験」は取ったほうがいいの?持ってる人と持っていない人の違いはあるの?

10.どんな学生がいるの?(学生について知りたい)

以上がよくある質問です。セミナーでは、答えは1つでこれですというものはなくAの場合はa、Bの場合はb、もしかしたらcも。など、考え得るパターンをいくつかご紹介するような形でおこたえしています。求職者様の就転職に役立てていただけるように、また、あまり先入観を持って就転職されないようにご自身の判断の要素となるようなヒントをセミナーを通してお持ち帰りいただけたらと思っています。

<求人機関の人事採用担当の皆様>

この10の質問をどのように感じられたでしょうか。セミナーをやっていて感じるのは、求職者様はかなり緊張されていたり、遠慮されていたりしている方が多いということです。説明会で求人機関様からの説明を聞くばかりで、求職者様から細かい質問をするというのはなかなかしにくいものではないでしょうか。人と人との出会いは一期一会です。もし今回ご紹介した上記の10の質問にそった話ができれば、きっと求職者様の印象や反応が変わると思います。